月色の 風に吹かれて ツンと ちっぽけな 感傷 笑って飛ばす 強がり いま 欲しいもの
触れないで 頬に 溶けてしまう 空からの 君はいつも 優しく ... 溶けてしまう
駆けてゆく 星は 流れて 夜空の雲に 隠れる 煌き 願い事 ひとつだけ
切なさを そっとしまって 微笑めば 溢れるものは あたたかな 海 秋しぐれ
通り過ぎる 風音 空の色 水面のひかりに 照らされて 失ったものを とりもどす 朝焼けに 包まれながら いま
秋色の 陽射しを 掬いましょう あたたかな 時間に 流れましょう そんな こころ 聞こえて ひとりさえも 嬉しくて