Vol. 3

空の色 '99. 1.29.
'99. 1.28.
うさぎ '99. 1.27.
'99. 1.25.

空の色



見上げる空は 茜に染まり
夜の訪れを 待つ
詩のような 色の移り変わり
喧騒から 静寂へ
一番星が
じっと あなたを 待っている





さらさら・・・

砂漠の 砂のように
時は 流れていく
ゆるやかな やさしい 時が
夜空の
星のように 瞬いている
あなたの 声が
きこえる
あなたの 心が
みえる
たおやかな 想いが
ふたりを
つつみ込む

うさぎ



何が そんなに悲しいの
泣きたくて 泣けない夜に
心痛めている 君

ねぇ 僕が 現れたから
きっと いいことが あるよ

あたたかい紅茶 入れてあげるから
顔を あげてごらん
ここは 誰も知らない 隠れ家だから
笑える時まで いればいい・・・
君が また
自分を 好きに なれるまで・・・
心の 中で 泣いてるね
小さな 肩が 震えているから
君を 抱きたくなるよ

ねぇ 僕が 現れたから
きっと いいことが あるよ





闇の底から 這い上がる
孤独の影が この足を掴む
吹きすさぶ 砂嵐が目を襲い
身体中に砂をおくりこむ
そして 孤独の影に 引き摺り込まれ
闇の中へ 消えていく
愛がみえない
愛は
もう戻らない

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