雨の中 強き 萌黄は 匂い立つ しなやかさ 囁き合うよな ときめき 5月の おわりに
重ならない 心 追いかけ 色褪せた 瞳 捉えたかった 掌の ぬくもり 憶えてる 季節の言の葉 水面に 映る さよなら だけ が 言えなかった
夕間暮れ 狭間の記憶の 痛み色 心 背けても なお 美しく ただ つまる胸
寝転んで 空を見てごらん こぼすまいと 頑張ってきたもの 素直に 流れていくよ かみ締めた 言葉 とけて 流れ出すよ だからね 何も 心配しないで 私ね ここにいるよ
さくら散る 風の道 清らかさの 色 流れて ながれて とどけ
ひとひらの 夢 嵐の宵に 桜咲き 水温む風に 散ろうとも 桜咲く 美しき宵 群青の夢 さくらの 恋