wing
軽やかな羽根が
落ちていく
螺旋
追いかけるように
心の破片
煌きながら
うたかたに
さまよいながら
dream
忘れ去られた坂道
転がり損なった ball
僕は なぜ
ここにいるんだろう
長い間
自分がいる場所さえも
知らないでいた
闘えない自由に
打ちのめされて
不自由を振りかざした毎日
夢も 持たずに
夢を語る日々
こんなもんさと
閉じた目で 空を仰ぐ
雲ひとつ見ちゃいなかった
昨日までの僕
そう...これが
昨日までの 僕
last night U
どこへ 行けばいい
あてのない空
風がやめば
もう
飛ぶことができない
漂うだけの
紙飛行機
せめて
あの海原に
落ちていければ
溶けてしまえるのに
last night
始まりの一瞬
忘れたつもりの
想い...
月の匂いに
溢れ出す
鼓動の瞬間
揺れる光の隙間に
想いを束ねて
翼ひろげよう
明日のために
glow
とけてゆく...
記憶の空の
飛行機雲
茜に流れて
私の こころも
とけてゆく...
stella
夜明けの空に
小鳥が笑ってる
伸ばしかけた
手の先
ばかだね...って
取り残された星が
微笑んでいる
vento
若葉の雫が
落ちる
はじけた心の
さざ波...
風に
逢いたい
aile
翼を痛めて
やすんでいるだけね
あなたの瞳に宿る
昨日の夢が
私の心に
映し出される
ずっと...
飛び続けてきた
遠い空
傷が癒えれば
すぐに
飛べるわ
でも
いまだけ
あなたは
風の贈り物
moon
笑顔のパズル
積み重ねて崩した
膝を抱えた夜の
蒼い影
月の雫になった
あの日の涙
もう...
流したくはない