fog白い闇に抱かれて さ迷う夢に 届かぬ愛が 流れゆく川 ひとつの夜に 幾度も目覚め その背中に 手を伸ばしたら また 遠くへ行きそうで 目を閉じる 永くて短い夜が 明けてゆく
growthふたり 見つめあう 孤独の隙間 きびしい幸せ 探す旅 これから
true無音の 夜明け前 爪先のためらい 星のなごりに 見透かされて こころ 波紋の雫 掬って 抱きしめて
fragile星降る夜 心降らせよう 哀しみも 愛おしさも 切なさも だから 見上げて 星の欠片の 煌きを
time私から 私へ 小さな 花を 贈ろう 季節はずれの 白い花
lorn空を みつめ 風を受け 火を 恐れず 水に潤い 地に眠る
leaf染まりゆく 時の流れ 風を待つ色 あなたの 傍へ 舞い落ちる
mind季節のうつろひ 風のうつろひ あの 樹のように ここに いるだけ それが 私